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第1集 20世紀の幕開け カメラは歴史の断片をとらえ始めた世界を支配していた王朝国家が最後の時を迎える19世紀末から、第一次世界大戦までの時代を構成する。 1900年に開催されたパリ万国博覧会やライト兄弟による飛行機の発明、大英帝国の輝かしい時代を統治したヴィクトリア女王の葬列、日露戦争と革命運動に揺れる帝政ロシア末期の皇帝ニコライ二世一家、第一次世界大戦の導火線となったオーストリア帝国ハプスブルグ家の皇太子夫妻暗殺事件のその日など、激動の20世紀の幕開けを記録。 また、晩年のルノアールやモネ、大衆のスターだったトルストイなどが貴重な彼らの映像と共に、時代の証言者として登場する。 |
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第2集 大量殺戮の完成 塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見たムービー映像にその全貌が記録された史上初めての戦争、それは1914年に始まった第一次大戦である。映像はこの大戦で20世紀の戦争システムが作られたことを証言している。 農業用トラクターを改良した第1号戦車、最初の空襲、毒ガス兵器、長距離砲、潜水艦等、フィルムには大量殺戮兵器の誕生と、その前になすすべもなく死んでいく兵士たちの姿が記録されている。またこの時期の映像には、若き日のマッカーサーやチャーチル、ルーズベルト、チャップリンなど、後に世界を大きく動かすことになる人物たちも登場する。 大戦の勃発からロシア革命、アメリカの参戦、そして終戦までの4年間を追っていく。 |
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第3集 それはマンハッタンから始まった 噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした1920年代は、戦争景気に沸くアメリカが、その富をもって国力を高め、以後の資本主義社会の基本スタイルを形成した時代である。 |
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第5集 世界は地獄を見た 無差別爆撃、ホロコースト、そして原爆 第二次世界大戦は無防備の市民が攻撃の対象になった史上最悪の戦争だった。目的のためには手段を選ばず、相手を大量殺戮するという戦略は、無差別爆撃、ナチスによるユダヤ人の大虐殺、そして原爆という地獄を生み出した。この地獄の日々をカメラは克明に写しとっている。 |
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第6集 独立の旗の下に 祖国統一に向けて、アジアは苦難の道を歩んだ欧米列強の植民地として、長く支配されてきたアジア諸国。太平洋戦争初戦に英・蘭からアジアの支配権を奪った日本は敗れ、大東亜共栄圏は崩壊。アジアに権 力の空白が生まれると、アジアの人々は祖国独立に向けて次々に立ち上がった。ガンジーはインド独立のためにヒンズー教徒とイスラム教徒の宗教融和を説き、 半植民地状態にあった中国では、孫文が三民主義を掲げ、日中戦争、国共内戦の末、毛沢東が中華人民共和国の建国を宣言する。ホーチミン率いるベトナムはフ ランスに戦いを挑み、勝利する。植民地支配の実情と挫折を繰り返した独立運動、そして指導者たちの苦悩の軌跡を半世紀にわたって描く。 |
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第7集 勝者の世界分割 東西の冷戦はヤルタ会談から始まった 1945年2月、米大統領・ルーズベルト、英首相・チャーチル、ソ連首相・スターリンの3人によってヤルタ会談が行われた。この会談は、降伏後のドイツの処分、ポーランドとバルカン半島の支配、ソ連の対日参戦について話し合われ、東西冷戦の始まりとなった。 |
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第9集 ベトナムの衝撃 アメリカ社会が揺らぎ始めたベトナム戦争は、テレビによって茶の間に本格的に伝えられた初めての戦争だった。ケネディ大統領暗殺後、アメリカがベトナムに深入りしていく1960年 代、アメリカ国民は繁栄の中の貧困や人種差別、環境破壊、権力者の欺瞞等に疑いの目を差し向け、様々な反体制の運動が展開され、若者の中からはヒッピーな どのカウンターカルチャーが生まれていく。 |
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第10集 民族の悲劇果てしなく 絶え間ない戦火、さまよう民の慟哭があった現在地球上には3,000万人にも及ぶ難民が存在する。冷戦終結、ソ連崩壊後に世界に再燃した民族紛争や内戦は、再び膨大な数の難民を生み出している。難民問題は、植民地支配に対する民族運動の勃興、2度の世界大戦、社会主義国家の誕生と衰退などに端を発してあり、20世紀始まって以来の最大の課題と言える。 ロシア帝国崩壊と共に苦境に立たされたロシア難民、ナチスに虐殺されたユダヤ難民、そのユダヤ人に追放されたパレスチナ難民、大国の代理戦争にまきこまれたインドシナ難民、旧ユーゴスラビアにおける民族の対立など、絶えることのない民族対立の悲劇を伝える。 |
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第11集 JAPAN 世界が見た明治・大正・昭和20世紀は、日本が国際社会の一員としての地位を確立していった世紀である。日露戦争をきっかけに、日本は世界の表舞台に登場した。日本の勝利は、欧米列 強の植民地となっていたアジアに衝撃を与え、民族的自覚を高めるきっかけとなった。しかし、日本はその後の韓国併合、シベリア出兵、満州国建国などで国際 的に孤立し、日中戦争を経て、太平洋戦争へと突き進む。敗戦後の日本は冷戦の構造に組み込まれつつ、復興への道を歩んでいく。 |
第11集 JAPAN 世界が見た明治・大正・昭和NHKスペシャル「映像の世紀」取材チームが、1994年から1995年にかけて撮影した映像で新たに構成。「映像の世紀」の歴史の舞台をめぐる。
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